時のただ中で主をほめたたえる

時代の過渡にあって、私たちは導かれるようにこの聖歌を歌います。
聖歌316番「力の主を ほめたたえよ」は、
創造と摂理、癒しと守り、日々の恵みに満ちた神の御業に対して、
全存在をもって感謝と賛美をささげる祈りです。
それは、主の摂理に信頼し、霊魂も身体も、主の御手にゆだねる信仰の表現です。
祈りをもって、共にこの聖歌を歌いましょう。
祈り
全能の主なる神よ、
あなたの御手は天地を包み、
朝の光と夕べの静けさをもって、
私たちを日ごとに養い、守ってくださいます。
この日も、あなたの恵みに生かされていることを、心より感謝いたします。
主よ、
あなたは私の弱さをご存じです。
疲れも、迷いも、
心の隅々に至るまで、すべてを知っておられます。
それでもなお、あなたは慈しみに満ち、
空を翔ける鳥のように私を支え、
追い風のように背を押し、
御霊の火によって心を温めてくださいます。
願わくは、我が身も心も、
あなたの栄光をたたえる賛美に生かされますように。
傷つく者に癒しを、
迷う者に導きを、
そして、傲る私たちには、
へりくだる心をお与えください。
主よ、あなたの御名をほめたたえます。
今も、世々に至るまでも。
アーメン。
聖歌316番「力の主を ほめたたえよ」
1.
力の主を ほめたたえまつれ
わが心よ いましも目覚めて
竪琴(たてごと) かき鳴らしつつ
み名をほめまつれ
2.
救いの主を ほめたたえまつれ
見えざる手で わが身を励まし
悩みに 勝たしめたもう
力たぐいなし
3.
命の主を ほめたたえまつれ
しげき恵み あめと降りそそぐ
尽きせぬ みいつくしみを
いかで忘るべき
4.
栄えの主を ほめたたえまつれ
世をこぞりて かしこみあがめよ
光に いますわが主を
永遠に ほめまつれ
Hymn
"Praise to the Lord, the Almighty, the King of creation"
Tune: Lobe den Herren, NEH 440
Melody: Praxis Pietatis Melica (1668)
Words: Joachim Neander (1650–1680), trans. Catherine Winkworth (1827–1878) and Rupert E. Davies (1909–1994)
Sung at:
A Service to Celebrate the 60th Anniversary of the Coronation of Her Majesty Queen Elizabeth II
Westminster Abbey, Tuesday 4th June 2013
Performed by:
The Choir of Westminster Abbey and the Choir of Her Majesty’s Chapel Royal, St James’s Palace
Conducted by James O’Donnell, Organist and Master of the Choristers, Westminster Abbey
The Fanfare Trumpeters of the Band of the Welsh Guards, directed by Lieutenant Colonel Stephen Barnwell, Senior Director of Music, Household Division
Organist: Martin Ford, Assistant Organist